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第八回 米国ガンステッドカイロプラクティックセミナージャパンの感想
  まさに、日本が生まれ変わるべきときであるという時間を共有することができた。世界の中の日本の役割が大きいことを再認識した。
  テクニックを受けることの出来る参加基準を今まで、国際基準として取り扱ってきた。そのため、参加資格を有する絶対人数が少なく、テクニッククラスとして必要な人数を確保するのが困難になり、ここ数年は、テクニッククラスの実施を中止し、テクニックをハンズオンで教えることのないオープンクラスのみを窓口としてきた。しかしながら、テクニックの習得に重きをおく殆どの治療家または学生は、そこに十分な魅力を見いだせずにいる。
  第8回目となった今回は、参加人数の不十分さにより、来日予定であったドクター・アレックス コックスをキャンセルせざるを得ない状況となった。大幅な赤字を避けるための手段であり、参加者の皆さんには、多大な損失を与えてしまったことに、心より深くお詫びしている。その分、それを補うセミナーにするべく、今まで以上に、内容に情熱を込めた。
  セミナー終了後に、参加者の皆さんから頂いたHPフォームへの声は、今までになかった“魂の揺さぶり”を強く感じた。何かが新しく生まれ変わるのに必要なエネルギーがみなぎっていた。本当に嬉しく思う。
  ドクター ジョンは、自分がカイロプラクターであることの意味と誇りを、我々に熱く伝えてくれた。日本を盛り上げるために今年も来日してくれたオーストラリアのドクター イアンは、日本こそ世界をリードするための精神性を秘めた国であると訴えた。
  今後、彼らの想いの詰まった本セミナーの行方はどうなるであろうか? 新しいセミナーに生まれ変わることしか、生き延び、そして成長する道はないであろう。
 
GCJ代表  松久 正 M.D., D.C.
第七回 米国ガンステッドカイロプラクティックセミナージャパンの感想
  昨年の東日本大震災の影響によるセミナーの中止を経て、先日の6月9、10日の週末に、第7回のガンステッドセミナージャパンを開催した。「復活と飛躍」をテーマに、世界の大御所ドクター アレックス コックスと米国セミナー代表のドクター ジョン コックスの両名が来日した。
  日本国内においては、国際基準であるアクレディテーション保持校が存在を消した中、今後の日本の進むべき方向性が見えなくなってしまっている。最近に強調してきた「国際基準」だけで、果たして舵取りをしてよいのであろうか?
  国際基準だとか、正規の教育だとか、法制化だとか、といった、本来、治療家が求めるべく資質とは大きくずれたことが、今のカイロプラクティック業界の中心的な話題になってしまっている。医師として、カイロプラクターとして、自分を磨いてきた自分であるから言えることだが、これでは、一流のカイロプラクター、治療家は決して輩出されない。
  一流になるためには、一流から学ぶ必要がある。例外はない。一流が教えることには、自分を守るための法制化、お金儲けのための営業や集客といったまやかしの要素は全く存在しない。
  日本だけでなく、米国初め世界中の国々で、本質からずれた教えや教育がどんどんなされている。本質的な力のないカイロプラクターが大量生産されている。この事実に、誰も気づかない。
  唯一、米国ガンステッドカイロプラクティックセミナーだけが、本当の一流になる教えを授けている。我々は、ジャパンセミナーとして恩恵を被っていることに、真剣に気づかなければならない。
  治療家として生まれ変わるか、今のまま、ということである。
  今回は、初めての参加の方が多く、全体の6割を占めた。この中には、ガンステッドをされてきている方の他、今まで全く他のカイロプラクティックをしてきたという方も何人か見受けられた。初参加者の感想には、“今までの世界にはなかった可能性や希望を見いだすことができた”といった前向きなものが多かった。彼らが、本物に目覚め、日本の医療の方向転換に大きく貢献してくれることを祈っている。
 
GCJ代表  松久 正 M.D., D.C.
第六回 米国ガンステッドカイロプラクティックセミナージャパンを終えて
  熱い戦士の国、日本を造り上げよう
  欧米のカイロプラクティックが、本質を見失い、弱体化している地球において、我々日本の役割は何であろう。
  世界中で医療の中心である現代西洋医学が本物の治療というものに失敗し、世界のどこを見ても、世界人類が希望で溢れる医療を提供できていない現状の中、この世界、地球を元気に活性化できるのは、今までの既存の常識を打破する新しい医療の登場であり、今、それが熱望されている。
  この新しく求められている分野を、我々が提供するのである。それこそが、日本の使命であり、果たすべき役割なのである。
  我々日本が、どこへ向かうのか、どういう国になるのか、今が選択のときだ。
  このガンステッドセミナーの米国講師ドクターたちは、ガンステッドカイロプラクティックで日本の未来を明るい光の国にしようと必死に貢献してくれている。
  その想いに我々が応えないなら、この米国ガンステッドセミナージャパンは消滅し、日本の医療を取り巻く現状は決して羽ばたくことはないだろう。多くの人間がこのセミナーに参加し、自分を磨くことは、高レベルのカイロプラクターを目指す者の条件であり、義務である。
  米国ガンステッドセミナーは、日本において、実力認定制度を実施している。その制度の最高位であるアンバサダーは私がいただいているが、その下に、上から金メダル、銀メダル、銅メダルの称号が用意されている。今回のセミナーで、GCJの主軸である小野弘志先生と江川哲也先生が金メダルを授与された。また、参加者からは、厳格な試験をもって評価され、荒川恵史先生が銅メダルを授与された。
  受賞の皆さん、本当におめでとうございます。日本のガンステッドの為に貢献を期待しています。他の皆さんも、荒川先生に続いてください。
 
 
GCJ代表  松久 正 M.D., D.C.
第四回 米国ガンステッドカイロプラクティックセミナージャパンを終えて
  優れたカイロプラクターになりたい、ガンステッドを極めたい、そして、仕事を楽しみたい、これらの皆の想いで会場が染まった。セミナーを受けているうちに、皆の心の中に、“このように懸命に学ぶのは、決して自分のためだけではない、むしろ、それは自分が接するあらゆる人の生命のためだ”と気付きはじめた。
  我々は人を救う、人に夢と希望を与える、そして、人を健康で元気にするという使命を有している。それは、自分のため、自分が富むため、自分を偉くみせたいなどのエゴに基づいたこころからは、決して成し遂げられない。自分の接する人々、世界の人、地球の人を幸せにするという無条件の愛に基づいたものでなければならない。
  本物のガンステッドは、純粋である。人を愛するこころ、人を癒す精神が、そこにはある。決してぶれない信念、哲学があり、そして芸術がある。ガンステッドを学ぶことは、もちろん自分を鍛えることではあるが、それは、他人を助ける、救うための土台を作っているに過ぎない。すべては人のためである。
  ガンステッドを学ぶことにより、自分たちが幸せになり、そして人が幸せになる。また、人を幸せにすることで、一層自分が幸せに輝くのである。なんと素晴らしい世界であろうか。
  我々こそが、この純粋で無条件の愛を貫くガンステッド道を守っていくべきである。
  今回来日した、ドクターアレックス、ドクタージョン、ドクタードレスラーに心から感謝する。何よりも、同じ魂を共有してくれた参加者の同志に深くお礼を申し上げたい。本当に有難う。
 
GCJ代表  松久 正 M.D., D.C.
第三回 米国ガンステッドセミナー、感動と興奮もたらす
  平成19年5月19日20日の二日間にわたり、東京東品川のハートンホテルにて、第三回米国ガンステッドカイロプラクティックセミナーが開催された。純粋なカイロプラクティック、そして真のガンステッドカイロプラクティックを日本に広めることを目的に平成17年に歴史的な一歩を踏み出したが、その後毎年開催され、今年で第三回目の開催となった。ガンステッドセミナーは米国で最も歴史のあるセミナーであり、今回で通算681回目のセミナーとなった。
  本セミナーには、米国よりガンステッドカイロプラクティックの世界の第一人者であるDr. Alex Coxはじめ、セミナー総責任者であるDr. John Cox、そして日本をこよなく愛するDr. Poの三名の米国サムライ戦士が日本の医療を、かつ日本のカイロプラクティックを世界で最高のものとするという使命のもと集結した。Dr. Alex Coxは来日二週間前に右膝を捻ってしまい歩くのが苦痛の状態であったが、日本のためにという強い精神によって痛みを押しての来日となった。
  彼に関して、今回是非皆さんにお伝えしたいことがある。彼の父は現在104歳でアメリカ・ニューメキシコ州で健在であるが、本セミナー開催時期の少し前から体調を崩し、生命も危ぶまれる状態であった。5月17日夕方に彼らは日本入りしたが、翌日の18日、彼の妹から電話連絡が入り、“父の状態が急変し、今日にでも息を引き取る可能性が大きい”と彼に伝えた。しかし、Dr. Alexは動揺の表情を微塵たりともみせずに、“日本に残り、セミナーを成功させる”と我々に言い切った。このとき、私は彼の中に、ガンステッドをそして日本を愛する純粋かつ強いスピリットを見た。私の魂も彼のそれに共鳴し、セミナーへの思い入れも一層強くなった。
  本セミナーでは、クラスをプリンシプルクラスとテクニッククラスの二つに分けて行った。前者のプリンシプルクラスは、カイロプラクティック特にガンステッドの根底をなす原理、理論そして適応を深く理解すること、かつその魅力を最大限に感じ取ることを目的とする重要なクラスで、主にDr. Alexが担当し、Dr. Johnが補助する形で行われた。Dr. AlexはDr. Gonsteadと最も長く時間を共にしたスーパードクターであり、彼の口から発せられる言葉の一つ一つに我々の人生そしてカイロプラクティックを変えうる強烈な力を秘めている。それら言葉の一つでも参加者の心に宿るものになるなら、そのセミナーは生涯思い出に残る大事な経験となりうるであろう。私のかつての整形外科医師としての人生も、彼の言葉によってガンステッドカイロプラクティック一色に染まった。そんな魔力を有している。
  今回のプリンシプルクラス参加者の心からガンステッドの真髄を学ぼうとする姿勢は、Dr. Alexのハートを打ったようである。彼の“One of the Best Seminars(今までの生涯のセミナーの中でも最高のものであった)”という言葉から伺える。テクニッククラスは、主にDr. Poによって教えられ、Dr. Johnが補助するという形をとった。Dr. Poは沖縄に流派を有する空手道に通じているが、彼の言葉によれば、“カイロプラクティックのテクニック(技)は、武道のそれに相通ずるところが大きい”と表現される。つまり、カイロプラクティックの技は、不屈の高い精神性、不断の鍛錬、相手を切るような瞬発力から生まれ出るものであって、簡単に得られるものでないということであろう。彼は、それらの視点から真のガンステッドテクニックを教えることに人生を賭けているように見受けられる。実際、本セミナーのテクニッククラス参加者の態度は、それらを習得しようとするエネルギーで満ち溢れていた。Dr. Poいわく、“ガンステッドセミナーは世界の各国で開催されているが、日本は私が教えたい第一番目の国である”。日本人参加者の中に、カイロプラクティックの復興に必要な侍スピリットも見るのであろう。
  私が描く理想的な日本のカイロプラクティック教育像がある。まずは、プリンシプルクラスに参加していただきたい。ガンステッドのセミナーであるが、ガンステッドを知らない人でもかまわない。そこから、カイロプラクティックの本当の姿、魅力を学んでもらいたい。そこで、カイロプラクティックの真髄に触れたものは、もっともっと追求したくなるのが自然な姿である。根底からカイロプラクティックの魅力を理解するには、現代西洋医学の基礎知識を有している必要がある。ここにカイロプラクティックの国際基準を学ぶ意味がある。それを学ぶことがカイロプラクティックとは無縁なように思えても、現代西洋医学的にカイロプラクティックを学ぶことにより、カイロプラクティックの良さが理解できるようになる。そして、ガンステッドを追求するのであれば、本セミナーのテクニッククラスを受けて欲しい。テクニックは、知識と原理が取得された人に教えられて初めて良いものが生まれてくるのである。もちろん、ガンステッドである必要はない。そこから、自分の信じた道に進んで欲しい。しかしながら、私はガンステッドをカイロプラクティックの最も純粋で優れたものと理解している。
  本セミナーの中で、脳性小児麻痺と診断された三歳の女の子を、Dr. Johnが検査、アジャストメントする機会があった。彼女は、出産時にはアプガースコアが1、その後数分後に6にまで上がり生命は取り留めたが、極度の運動障害が残存し、伝い歩きがやっとの状態でった。医師団にはこれ以上の回復は難しいといわれ、希望をなくしかけている両親が彼女をセミナー会場に連れてきた。セミナー一日目にはS2を、二日目にはC2がアジャストメントされた。彼女は終始嬉しそうな柔らかい表情であった。おそらく彼女は自分に良いことがされていると感じ取ったのであろう。Dr.AlexとDr. Johnは、きっと良くなるであろうと両親に語った。希望を奪い取るのではなく希望を与える姿がそこにあった。
  二年前より今までに計三回の米国ガンステッドセミナージャパン、一回のガンステッドサムライセミナーを行ってきたが、前者のガンステッドセミナー全て三回に顔を連ねた参加者は12名、後者のサムライセミナーを加えた計四回に顔を連ねた参加者は7名となった。まさに、日本の将来を期待する“七人の侍”である。これらの方々の熱意と献身に敬意を表したい。
 
Gonstead Chiropractic of Japan (GCJ) 代表  松久 正 M.D., D.C.
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