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第5回米国ガンステッドカイロプラクティックセミナー
世界に発信するリーダー国 日本を代表して
ガンステッドカイロプラクティック アンバサダー
松久 正 M.D., D.C.
いよいよ、日本が世界をリードする時代が到来した。
今回のセミナーは、その新しい時代の幕開けとなった。依然、アメリカの経済が破綻している。アメリカの元気が薄れている。そこには、科学と便宜性に走り、生命の真理である愛とバランスという感覚をないがしろにしてきたことが、大きな原因として感じる。その科学と便宜性の流れに乗ってしまったアメリカの医療、世界の医療、そしてアメリカのカイロプラクティック、さらには、同じ道を歩むオーストラリアのカイロプラクティック、ここには、この地球に生きる人類を元気で健康にするエネルギーはもはやない。
我々の国、日本は、今、大事な局面にある。アメリカ、オーストラリアを手本としてきた幻想に気付き、人類を元気で健康にする真理に目覚めるべきである。それは、科学にはない、そして、エビデンスというデータの世界にも全くない。では、どこにあるのであろうか。その答えは、人間という生命に、宇宙または神から与えられた生命力の根源、すなわり、脳から背骨を流れる神経にある。この神経力は、宇宙または神から与えられたものであるがため、今ある我々のレベルの能力、つまり、科学、エビデンスでは、到底、把握できるものではない。あるべきなのは、その力を、すべてを造りすべてを指令する大きなものとして、素直に受け入れるのみである。
今回、私は、米国ガンステッドカイロプラクティックセミナーより、ガンステッドカイロプラクティックの実力を示す最高位である、ガンステッドアンバサダー(※1)、という称号を授与した。この称号は、数年前に、世界のガンステッドカイロプラクティックのレベルを向上させるため、彼らが数段階のレベルの認定として設けたものである。このアンバサダーは、その中で最上位であり、現在、本場米国で二名しかおらず、私の授与は、海外では始めて、世界では三人目の栄誉となる。この授与にあたっては、ガンステッドカイロプラクティックの哲学、知識、能力すべてを厳しく審査され、その結果、認定を受けたものである。恐縮なことであるが、私が医療家として歩んできた信念、情熱を認めてもらったと感じている。
セミナーで、アンバサダーとして私は、真の心からの叫びを吠えた。ガンステッドをまなびたいなら、それを学ぶ準備をして参加するべきである。濁ったエネルギーはいらない。我々が求めるのは、純粋なエネルギーである。患者にガウンも着せない、ナーボスコープももたない、ガンステッド三点セットも使わない、これでは、決して良いものは学べない。私は、それだからといって、その参加者の人格やカイロプラクターとしての資質を非難するわけではない。ただ、ガンステッドを学べるわけではないといっているのである。少しかじってみよう、幅を広げよう、興味がある、他のテクニックと併用しよう、などの濁ったエネルギーでは、何一つ学べない。断言する。それは、自分を混乱させるだけである。このガンステッドセミナーは、ガンステッドを生きる道とする人間の集まるところなのである。
最後のスピーチで素直な気持ちを放った。“濁ったものは、ここに来るな!”
※1
アンバサダー賞とは?
米国のガンステッドセミナーが設けた厳しいステップの試験(第一ステップ:哲学論文、第二ステップ:テクニック基礎試験、第三:症例試験、第四:テクニック上級試験)をすべて合格し、厳格な審査により合否が決定します。日本人初、世界でも三人目の受賞者となります。
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